実技を交えながら、拘縮に対するポジショニングについての研修を実施しました!

秋が深まる11/13(水)の終業後、在宅療養・訪問看護サービスの質の向上を目指す医療職スタッフ向けに第4回フォローアップ技術研修「ポジショニングを使い分けよう!拘縮に対するポジショニング」を実施いたしました。

今回の講師は、株式会社大起エンゼルヘルプで理学療法士としてご活躍されている田中義行先生です。

■本日の内容■
①拘縮の種類 
②筋性拘縮の根本要因と助長要因
③正しいポジショニングのポイント
④拘縮予防のシーティングについて

まず、拘縮は5種類に分類されていることについて説明してくださいました。例えば皮膚性拘縮や結合組織性拘縮等がありますが、それぞれの拘縮の種類とその分類から対策を考える必要性があります。実際に体の左側に麻痺がある「神経性拘縮対応」と診断されたお客様への適切な対応として、椅子に座ってもらう時にはタオルやクッション等を利用して非麻痺側を高くすると姿勢を改善することが出来るとお話してくださいました。

次に、筋性拘縮の根本要因と助長要因についてリハビリ中の動画を交えつつご講義くださいました。筋性拘縮の根本要因は「寝たきり状態」による抗重力筋の影響であると言われている為、お客様の歩行訓練では杖や歩行器の高さを適切に調整することによって拘縮状態を改善することができるということでした。

また、正しいポジショニングの行い方を実技を披露しつつ説明をしてくださいました。ポジショニングで気を付けるポイントとして、➀できるだけ腰が反らないように、肩甲骨は外側へ、頸部は軽度前屈位。②頸部、体幹部、股関節など、全身のねじれ、傾きがないように。③体とマットの間に隙間を作らない。④マット・クッションは、柔らかすぎるものを使用しない。以上の4点に気を付けてポジショニングを行ってほしいとのことで、参加者は先生の実技を見ながら納得している様子でした。

最後に、拘縮予防のシーティングについての話がありました。良い座位をしないと拘縮は酷くなっていく為、ベッドの上でギャッチアップをする時に軸がズレず、脊柱に負担を掛けないように、背抜き(圧抜き)をすることが大切であると田中先生は教えて下さいました。ギャッチアップをした後の背抜きをすることで褥瘡発生のリスクを減らすことが出来る為、リハビリに携わっている方は是非参考にして頂ければ幸いです。

理学療法士である田中先生の最新の知見に基づいた貴重な講義はとても学びの多いものになったと思います。

是非、本日学んだことを明日からの訪問に活かしていただければと思います。
お客様・地域の皆様から信頼し続けていただけるよう、様々な研修を実施してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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