在宅医療・看護・介護業界、名刺活用のススメ

ども、管理人の上原です。

すっかり秋めいて参りましたが、いかがお過ごしでしょうか? 10月~11月にかけて、このサイト上では様々なコンテンツが始動します。ぜひ、定期的にアクセスして頂ければと思います。

さて、前述の『訪問看護エデュケーションパーラー活用のススメ』でも述べたとおり、私は医療・介護専門職ではありません。ですので、通常時、訪問スタッフが現場で働きやすい環境を整える下支えの仕事を、主としています。例えば事業所の整理整頓や自転車整備も業務効率UPには欠かせないことですし、様々な情報を得る為にケアマネージャーや病院を回って広報活動をするのも仕事です。もちろん、そうして訪れた訪問先のケアマージャーから訪看導入依頼を頂戴することもあれば、逆に現場教育の点でのお叱りをいただくこともあります。いずれにせよ、そんな中、最も使うツールが「名刺」です。

あたり前のことを書いているようですが、あえて今回はそのネタをコラムで取り上げます。というのも、どうやら名刺交換というのは、私たち医療・看護・介護業界では決して、「当たり前じゃないからな」的な感じを受けているからです。私の認識している一般社会通念上のビジネスマナーでは、初対面ならば名刺交換をする、というのが常識です。それは、主従関係に関係なく、日常的に行われています。BtoCの業界の仕事では、お客様からは名刺を戴かなくても、業者側は常に渡すのが普通であり、サービス業としての第一歩です。さあ、では、私たちの医療・看護・福祉・介護業界においてはどうでしょう??

名刺渡してない人いませんか~? (笑)

少なくとも、私は、沢山のケアマネージャー、看護師さん達から名刺を貰わなかったこと多数ですよ~。(私があまりに怪しかったから貰えなかった、なんて妄想すらしてますwww)

fullsizerender-5-1名刺を渡さないこと自体をやっかむとか、罵るのではないですが、一言で言えば「もったいない!!」に尽きるかと思います。自分の存在、価値を示す第一の手がかりである「名刺」を渡さないのは、とにかく勿体ない。名刺ごときでチマチマしたこと、と思われるかもしれませんが、世の中のビジネスマン達は、そんなチマチマした事を一生懸命、工夫して配ってり、一筆添えたり、シールを貼って目立たせたりして少しでも顔を売る(ブランドを示す)ことに頑張っています。新卒社員なんだから、1日100枚の名刺交換するまで帰ってくるな! という厳しい会社も存在するくらいです。

今後、高齢化が進むにつれ、ますます在宅療養へのシフトが大きくなり、さらに仕事は忙しくなり、仕事には困らないよ~ ♩ ・・・と思いきや、大きい声で言いますが、そんなことないですからね!! 在宅医療系ビジネスは今後さらに、新規参入や企業規模が大きくなり、利用者が増える以上の猛スピードで事業所が乱立し、そして、飽和状態が始まります。それは、在宅だけではなく、病院でも、施設でも同様のことでしょう。今、もし左団扇な気分で、お客様や患者様はもとより、連携すべきパートナーにも名刺を渡さないということをしていると、「選ばれない事業者」になっていくんじゃないかな。社会がどんな状況でも「選ばれ続ける」には、ふつうに看護ケアが出来て当たり前、如何に高度なサービスを丁寧に親身に提供できるか?ということを追及している事業者です。価格が同じで技術レベルは五十歩百歩だとしたら、次に選択の基準になるのは、やはりサービス精神・ホスピタリティ、ということです。

最近、私が風邪気味になった時、とある街の診療所にかかったところ、ドクターが初診の場で名刺を渡してくれて自己紹介をする、なんてことを経験しました。「腰が低くて感じがいいな。こういうドクターが残っていくんだろうな~」とその時は漠然と思っていましたが、改めて考えてみるとそのとおりだと思います。

相手とは、間接的にしか関わらないから、とか、初対面だから、とか、職種が違うから、とか、前の担当に名刺交換したから、とか、、、、地域包括ケアシステム構築に向けて業界全体が足並みを揃えていこうとしている社会です。ぜひ前時代的な感覚は捨てて、連携力を高める為にも社会通念上の「ふつうの挨拶」をしていきましょう。

訪問看護エデュケーションパーラー管理人 : 上原