定期巡回・随時対応型訪問介護看護のサービスをご存知ですか?

このサービスは、定期的にヘルパーが訪問し排泄介助などを定期的にサービス提供しつつ、ご利用者様が困った時に、ご自宅に設置してあるコール機(ナースコールのような電話)から相談を受け、必要に応じて「随時訪問する」サービスです。また大きな特色としては、医療的な行為が必要な方へは、主治医の指示により訪問看護も利用できます。地域密着型サービスの一つで、地域包括ケアシステムの要になるだろうサービスとも言われており、最期まで自宅で安心して生活ができることを、その目的としています。http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/kaigo/handbook/service/c078-p02-02-Kaigo-06.html%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%82%a4%e3%83%b3

今回は東京都目黒区よりサービス提供の事業所として指定されているソフィアケア・ナーシング東が丘(ソフィアメディ株式会社)での実際の経験・事例をもとに、お話ししたいと思います。
http://www.sophiamedi.co.jp/office/?ca=23

定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用対象者は、以下の方がサービス対象になります。(介護保険を利用したサービスなので、ケアマネジャーのケアプランの下でサービスが提供されます)
◆要介護1~5の方
◆その市区町村に住民票があり住んでいる方(地域密着サービス)
◆定期的に訪問して食事や排せつ、安否確認等のサービスが必要な方

このサービスのメリットは…!?
◆24時間365日サービスが利用できます。
◆訪問介護と違い、1ヶ月あたり何回利用しても利用料が定額です。
◆定期的な訪問だけでなく、困った時に随時で訪問してくれます。
◆体調の変化に合わせて訪問時間や訪問回数を柔軟に対応してもらえます。
※老々介護の世帯や、家族が仕事されている場合も、ヘルパーさんが複数回来てくれれば安心できますね。また、一人暮らしで認知症がある方も食事や服薬がしっかりでき、お元気になられる方も多いです!

ただし、デメリットもあります…
◆訪問介護、訪問看護、夜間対応型訪問介護のサービスと併用ができません。
◆24時間365日体制の為、ヘルパーはシフト制で稼働している事業所が多く、複数名が
入れ替わり訪問することになります。
※今まで訪問介護を利用していた場合、顔馴染みにヘルパーさんとは一旦お別れになります。新しいヘルパーさんに慣れるまで時間がかかるかもしれません。

実際にこのサービスを提供していて感じることは…
◆訪問介護が「点のサービス」だとすると定期巡回・随時対応型訪問介護看護は「線のサービス」です。毎日複数回訪問することで、その方の食事量や排せつのリズム、体調の変化を知ることができます。自宅に居ながら施設と同じような介護が可能になります。生活のリズムが見えてくると、それに合わせたケアを提供でき、医療との連携もスムーズになります。

課題もたくさんあります…
◆このサービスが創設されて4年が経ちますが、ケアマネジャーの中には、まだ一度も利用したことがなかったり、未だにサービス内容がわかっていない方も多く、一般的なサービスとは言えない現状です。やはり今使っている訪問介護や訪問看護を終了して新しい事業所に切り替えるハードルは高くなっています。各事業者は勉強会・交流会・推進会議を積極的に実施し、地域のケアマネジャーにこのサービスを知ってもらい、使ってもらい、一人でも多くのお客様の在宅生活を支えるお手伝いができるように、現場でのケアと同時に多くの時間を使って普及の為に努めています!
※当事業所は目黒区内では最も多くのご利用を頂いておりますが、まだまだとても普及とは言えない現状です。
◆そしてもう一つの課題は、深刻なヘルパーの人材不足です。各社各事業者、積極的な人員募集をしていますが、今後の大介護時代の強い味方になる為、ぜひお近くの事業所に問い合わせてみてください。

                        ソフィアケア・ナーシング東が丘
管理主任 平野麻子