ある訪問看護師のつぶやき③【垣根を越えて】

訪問の途中、柿泥棒をしました、今年の柿は甘くて美味しいですね。・・というお話ではありませんよ!! してません。(当たり前です)介護・医療の訪問に関するサービス事業者のお話です。

%e2%91%a3お客様(ご利用者様)には様々なサービス事業者が係わっています。ドクター、看護師、セラピストのほかデイサービス、ヘルパー、福祉用具などなど。私事ですが、先日ヘルパーさんへ向けての認知症勉強会の講師という機会をいただきました。(ありがとうございました) 私自身、相手に伝えるという学びの場になりました。感謝です!さてそのヘルパーさんたちは皆さん一日の仕事が終わり、お疲れなはずなのにご参加、活発な意見交換などをしていただきました。大げさですが職種が違っても、お客様のしあわせな生活を考えてお仕事しているのは同じ、抱える悩みも同じものがあったりなので、「一体感」が生まれたのではないかな、もっともっと話しやすく、情報を共有できる関係が築けたのではないかなと思います(垣根突破1)。

事業者間の垣根というと、他の事業者という印象ですが、実は同じ訪問看護ステーションとの連携もすごく大事なのです。都内では訪問看護の事業者さんが多いのも事実です。でも決してライバルではないのです。地域のご高齢者、在宅生活をしながら医療を受けられている方、子供さん方をお支えするには同じ職種の協力は欠かせません。そこは、いざという時のまとまり感半端ないNurseたちです、わかる人にはわかります!手を組んだら強いんです!ねっ!みなさん!!!! (垣根突破2)。

各事業者間の「顔の見える関係」はお客様(ご利用者様、患者様)にとって重要なのです。今でこそ当たり前のこのフレーズ、私が初めて「顔の見える関係」という言葉を聞いたのは、ある在宅診療の先生の講演です。先生の想いが伝わるお話で、在宅・訪問というお仕事がますます好きになりました。以降、多くの先生の所に直接伺ったり、連絡をして、相談・お話を聴いていただいています。うるさがられてもお客様のため、となれば(先生のご都合を考えて)行っています(垣根「強行」突破3)。

在宅生活を送る方の要望にどう応えることができるか、こうしてみたらどうかという思いは書面では伝わりにくいのです。また、退院後の支援をさせていただく時には、その逆もありますが、病院の地域連携室の退院支援看護師さん、MSWさんとの関係も大切です。どんどん声を掛けあいましょう(垣根突破4)。

こんなこともありました。あるお宅のサービス担当者会議で、以前一緒に働いていた介護福祉士さんと偶然お会いしてびっくり!。その時は、先方がまず気付いて声をかけてくださり、私が思い出すまで2秒くらい間はありましたが・・。その後いろいろな相談などさせていただくようになりました。訪問は一人で行きますが、それまでの過程は多くの人の力や知恵をもらっています。もちろんお客様からも多くのことを学ばせていただいています。それを忘れず、さあ今日も元気に、

行ってきまーす、行ってらっしゃーい、手袋、マフラー持った?落とさないように!!

訪問看護師:なおこ